「indeedに載せるだけ?それ、もったいないかも」

採用活動の現場で重要な役割を果たしている「indeed」は、実は「掲載媒体」ではなく「検索エンジン」に分類されることをご存じでしょうか。

この特性を知っている方は意外と少ないかもしれません。

多くの求職者がindeedを利用して仕事を探していますが、実際には「indeedを検索する」のではなく、条件や希望を検索エンジンで調べた結果、自然とindeedにたどり着くケースが多いのです。

その圧倒的なユーザー数が魅力である一方、一昔前の求人媒体のようにただ求人を掲載するだけでは十分な効果を得られないこともあります。
効果的に活用するには、indeedの特性を理解し、効果的な運用を継続することが重要です。

indeedの強みを理解する

■幅広い掲載プラン
indeedは、無料で求人を掲載できるところから始められるため、採用コストを抑えたい企業にとっても非常に使いやすいです。
また、効果をさらに高めたい場合は有料プランも選択できるため、企業のニーズに応じて柔軟な使い方ができます。

ただし、「無料だから応募が来ない」「有料だから応募が来る」といった単純なものではありません。
無料プランでも、求人内容や運用の工夫次第で応募を集めることができ、有料プランでも適切に運用しなければ効果が薄れてしまいます。
こうした特性を理解してうまく活用することで、indeedを採用の強力な武器に変えることができるのです。
無料から有料まで幅広いプランがあることに加え、この運用の工夫がindeedの魅力の一つであり、企業が採用競争で勝ち抜くための鍵と言えるでしょう。
 

文字数制限がない自由な表現
他の求人サイトでは、文字数の制限が厳しく、伝えたい情報を十分に伝えることが難しい場合があります。
しかし、indeedは文字数制限がないため、求職者が知りたい情報をしっかりと伝えることが可能です。

特に、現在の求職者はネットの情報から自分が必要な情報を抜粋し、収集することに長けているため、デジタルネイティブ世代にとっては、求人内容の充実度が応募を決める大きな要因となります。
これまでの求人媒体では、必要な情報が不足しがちで、応募に至らないこともありましたが、indeedでは企業文化や職場の雰囲気、具体的な仕事内容など、詳細に説明することで、よりマッチする人材を引き寄せることができます。
また、情報を豊富に記載することで、indeedの特性上、キーワードが増え、検索結果に表示される回数が増えるというメリットもあります。こうした工夫が、求職者の「応募ボタンをクリックする」きっかけにつながるのです。

掲載で終わらない「運用」が鍵

■indeedは掲載後の運用が重要

多くの企業が犯しがちなミスは、求人を掲載しただけで「終わった」と考えてしまうことです。
しかし、実際には掲載がスタートであり、その後の運用が採用成功の鍵を握っています。求人情報を定期的に更新したり、アクセスデータを分析して、有料掲載と無料掲載を使い分けることで、より効果的なアプローチが可能です。

また、応募者が出てきたら、どの層が反応しているかを分析し、ターゲットとずれている場合は、文章のリライティングを行うことも有効な手段です。
さらに、地域性やライバル企業の動向を日々チェックし、求人の原稿を最適化していくことも重要です。

まるでデイトレードのように細やかな調整を続けることで、indeedの持つ可能性を最大限に引き出すことができるのです。
単に掲載するだけでなく、これらの運用の工夫が、求職者とのマッチング精度を高め、理想の人材に出会うための鍵となります。

 

■効果的な求人広告の作成

求職者が求人情報に興味を持つかどうかは、まずタイトルや写真が重要な役割を果たします。
タイトルで目を引き、写真で職場の雰囲気や働く環境を伝えることで、求人情報をクリックさせる動機づけが生まれます。

しかし、応募の意思決定に影響を与えるのは、その後の文章や必要な情報の量です。
求職者が求めている情報を的確に、そして十分に提供することで、応募に至る確率が高まります。

この2つのポイントを押さえることが、indeedを効果的に活用する最初の一歩です。

もし求人情報がクリックされていても応募につながらない、または応募があってもフィットした人材が来ない場合、それは求人全体のバランスが悪い可能性があります。
応募だけでなく、採用後の定着にもつながるように、企業文化や働く環境をしっかりと押し出すことが、最近の求人のトレンドとなっています。
これにより、求職者が企業に共感しやすくなり、結果として採用コストの削減にもつながるのです。

「でもそれを社内でやるのはめんどくさ!」

事務員さんにいきなりプロ級の求人をつくってもらうのは難しいですよね、、
それならプロに代行を依頼してみませんか?

株式会社セブンピクチャーズでは、求人原稿作成や求人運用コンサルティングなどの採用支援を行っています。
求人広告の作成から、データ分析による改善提案まで、採用条件に合わせてサポートいたします。

初めてのindeed利用でも、運用のコツがわからない場合でも、私達がしっかりとサポートしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
 

甲斐 尊之

株式会社セブンピクチャーズ

甲斐 尊之

■株式会社セブンピクチャーズ HR事業部 部長
■採用定着士 勉強会 講師(一般社団法人採用定着支援協会)
人材採用&人材定着支援、求人コンサルティングに従事。企業の人材獲得から定着までのプロセスを最適化し、長期的な成功に貢献。実践的な解決策と戦略的アプローチで、企業の人材戦略を強化し、組織の成長を促進しています。

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