- コラム
夜って、なぜか気持ちが落ち込む時間帯ですよね。昼間は少しだけ元気だったのに、布団に入ったとたんに不安があふれてきて、ついスマホで「仕事探し つらい」なんて検索してしまう。そんな経験、きっとあなただけじゃありません。
現代の仕事探しは情報が多くて、自分に合う仕事がわからなくなりがちです。それに、SNSでは「転職成功しました!」「やりたいこと見つけました!」という声ばかり目について、自分が取り残されているような感覚になることも。
でも、みんなが毎日順調に前に進んでいるわけじゃないし、今日も何もできなかった…という日があっても、全然おかしくないんです。むしろそれが普通。つらいときは「ちゃんと悩めてる自分」を褒めてあげてください。立ち止まる力も、すごく大事な行動なんです。
不安や焦りで心がザワザワするとき、実は体も同じように緊張状態になっています。そんなとき、少しだけ心と体をゆるめてくれるのが“飲み物”の力。夜中に頭がぐるぐるして眠れない…そんな日には、飲み物で気持ちを落ち着かせるのもひとつの手です。
たとえば、カモミールティー。ハーブティーの中でもリラックス効果が高く、気持ちをゆるめたい夜にぴったりです。優しい香りに包まれるだけで、深呼吸が自然とできて、思考のスピードも少しゆっくりに。
また、ホットミルクもおすすめ。体を内側から温めてくれるので、自然と安心感が生まれます。「なんとなく落ち着く」って、すごく大事なんです。自分で自分をケアしている感覚は、つらさの中にある自尊心をそっと支えてくれます。
カフェインレスのほうじ茶や麦茶も、夜には優しい味方。仕事探しのことばかりでいっぱいだった頭を、いったん休ませるスイッチとして取り入れてみてください。
飲み物はただの水分補給ではなく、「自分にやさしくする時間」に変えてくれる存在。何も決められなくても、応募できなくても、「お茶を淹れられた」だけでその日はOK。それくらいのゆるさで、自分を認めてあげていいんです。
「仕事探しがうまくいかない」のは、がんばりが足りないからじゃない
「もっと動かなきゃ」「やる気がない自分が悪い」と自分を責めてしまう気持ち、すごくよくわかります。でも、本当にそうでしょうか?
仕事探しって、未来の自分を想像して、今と向き合って、たくさんの選択肢の中から決断するプロセスです。むしろ、悩まないほうが不自然なんですよね。たくさん考えて、止まって、またちょっと動いて、を繰り返してやっと「これかも」と思えるものに出会える。
「進めない」のではなく「ちゃんと選ぼうとしている」だけ。焦らなくても、大丈夫です。
「もう無理かも」と思ったら、誰かに言葉をもらうのもひとつの選択
つらいときほど、ひとりで頑張ろうとしてしまいがち。でも、心がギリギリのときは、外からの言葉が不思議と支えになったりします。信頼できる友人や家族、あるいは、仕事探しをサポートしてくれるプロの話を聞いてみるのも一つの方法です。
誰かに話すと、自分の考えが整理されたり、思わぬ選択肢が見えてきたりします。「そういう考え方もあるんだ」って気づけるだけでも、ちょっと気がラクになることってあるんですよ。
本当にやりたいことなんて、今はまだわからなくてOK
「やりたいことを仕事にしたい」と思うのは自然なこと。でも、正直なところ、それが見つかっている人のほうが少数派です。むしろ、「今の自分に合っているもの」や「ちょっとだけ興味あること」からスタートして、やりながら「好き」に出会っていくのがリアルなプロセスだったりします。
「まだわからない」って、すごく健全な状態です。焦って答えを出さなくていいし、今は“わからないままでも大丈夫”ってこと、どうか忘れないでくださいね。
「仕事探しがつらい」と感じていた人の中には、ほんの少し見方を変えただけで気持ちが軽くなり、自分に合った働き方を見つけられたケースがあります。大きな成功談というより、“あ、これでいいんだ”と思えた瞬間の積み重ね。その中でも多くの人が気づいた共通点をご紹介します。
1. 「100点からの減点方式」で仕事を選んでいませんか?
求人を見るとき、無意識のうちに「勤務地」「仕事内容」「給与」「職場の雰囲気」などを“理想の100点”から減点していくような探し方をしていませんか?
この考え方をしてしまうと、どんな求人も何かしら“マイナス”に見えてしまい、「いい仕事がひとつもない」と感じてしまいやすくなります。
株式会社セブンピクチャーズに転職相談に来られた方は、「全部に納得できる仕事なんてあるわけない」と気づいた瞬間から、「60点でも、今の自分に合っているなら十分」と考えられるようになったそうです。そして実際に、最初に選んだ仕事は完璧ではなかったものの、働くうちに「ここで良かった」と思えるようになったとのこと。
仕事探しは「加点方式」で見ていくと、自分にとっての“ちょうどいい”が見つかりやすくなります。
2. 「次の給与までのタイムリミット」に縛られすぎていませんか?
仕事を辞めたばかりの時期に多いのが、「家賃どうしよう」「携帯代払えない」など、すぐにお金が必要な状況から焦ってしまうこと。もちろん生活は大切ですが、焦りすぎると“とにかく受かった仕事でいいや”という判断になってしまい、結局また早期退職に…という悪循環になることも。
最近では、タイミーのようなスポットバイトで一時的な収入を確保する選択肢も増えています。「本業の仕事探しはじっくり、収入は一時的に補う」という形で、心の余裕を持てた方も多くいらっしゃいました。
「働かなきゃいけない」から「ちゃんと選んで働きたい」へ。視点を変えるだけで、つらさの質が変わってきます。
3. 「今の仕事から逃げたい」だけで転職を急いでいませんか?
今の職場が苦しいと、「とにかく辞めたい」「早くここから抜け出したい」という気持ちでいっぱいになりますよね。でもその気持ちだけで次の仕事を探すと、判断が雑になったり、自分に合っていない職場を選んでしまうことがあります。
大事なのは、「本当に逃げたほうがいい状態なのか」「ただしんどいだけで、本当は変化の途中なのか」を見極めること。
株式会社セブンピクチャーズの転職相談では、今の職場のイヤな部分を書き出してみていただくこともあります。
「あれ?仕事内容は嫌いじゃないかも」「通勤時間が長いだけかも」と気づきました。そして同じ仕事内容で、家の近くの職場を探したら、思ったより早く転職先が決まったケースもあります。
まずは自分の現在地を知ることが、仕事探しのつらさから抜け出すちょっとした第一歩です。